精神分析のススメ

1970年代のNYCで一世を風靡したヒップな精神分析の啓蒙をめざす狂気専門家のブログです。

うつな夢 その2

私は滅多に夢をみない*1

と2ヶ月程前に書いた。

 

neofreudian.hatenablog.com

 

 

前の夢は「目的地が分からない」

将来の「不安と恐怖」だった。

 

今回は友達の妹の面倒を「ちゃんと」見ない「罪悪感」の夢だった。

 

カバンを忘れたり盗まれたりする

通常運転の不安夢と「似ている」と云えば

似ているが「罪悪感」に苛まれるのは

私にとっては「普通」ではない。

 

大切なモノを盗まれた「復讐心」に駆られる

歌舞伎町のアウトロー

盗人の幼い娘に対して感じてた「罪悪感」に

感化されたのだろうか

と思う夢だった。

 

夢の中の私は前記事の

 

neofreudian.hatenablog.com

 

14歳の家族で女児だ。

 

ちょっと遠くの「良い学区」に引っ越して

滅多に会えなくなった親友*2

妹を連れて家に遊びに来る。

久しぶりのプレイデート*3

友達と2人楽しい時間を過ごす最中

「未来」から来たもう一人の私が

妹が一人で家の外に出て行ってしまうトコロを見ている。

外に出してはダメだ。

誘拐されて殺されてしまう。

と遊びに夢中な私達に伝えようとするが

声が届かない。

夕方になって車で迎えに来た父親が友達と去って初めて

「未来の私」が「私」になる。

その時点の「私」は8−10歳くらいの男児だ。

 

自分の親に

友達は妹を連れてきていたのに忘れて帰ってしまった。

と伝えて

友達の父親の携帯に電話してもらう。

 

しばらくして戻ってきた友達と皆で手分けして

妹を探すが

 

自分達がちゃんと見ていなかったせいで

4−5歳の友達の妹は今夜

レイプされて殺されてしまう。

猛烈な罪悪感と焦燥、

今更何をしても「未来」は変えられない

という絶望感に苛まれる。

 

皆が必死で妹を探す中

能面のように白塗りの化粧した親友の姉が

面倒くさそうにゆっくり車から出てくる。

 

本当はものスゴく哀しくて心配なハズなのに

ぼーっと無関心装う姉の顔見て

 

自分達がちゃんと妹の面倒見なかったせいで

取り返しがつかない事になってしまった

自分が危険な地域に住むせいで

友達の妹が誘拐されてしまった

 

と更に強烈な罪悪感と恐怖と哀しさに襲われる。

 

目が覚めて

何故か

この記事に感化されたのだろうか…

ってなった。

 

更生カレーとは~江東区の名物保護司と不良少年Dたち~|Z李(Jet Li)|note

 

ガキの頃を振り返って。今応援してやりたい同じ母子家庭育ちの後輩の話。|Z李(Jet Li)|note

*1:厳密には覚えていないだけだろうが

*2:リアルの親友には姉が3人と弟が一人居るが妹は居ない

*3:車社会の米では子ども同士の遊びも親が送り迎えする。近所に子どもが居ないと「デート」の約束がないと友達同士で遊べない