ので備忘録として書いてみます。
Molotov
というメキシカンロック(?)のバンドで
私的には
90年代を風靡したビースティ・ボーイズ
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と
サイプレス・ヒル
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を足して2で割った感じです。(と勝手にカテゴライズしてます)
モロトフは20余年前に
コスタリカ出身のルームメイトがオススメしてくれました。
90年代にメキシコでデビューするも
贈賄と癒着が蔓延する政権批判や
経済的植民地支配への反感を表明する
放送禁止用語満載な歌詞がネックで
販売禁止になってたのを
ゲリラ的音楽活動+口コミで
南米メジャーになったらしいです。
デビュー30周年世界ツアーやってて
当日券を衝動買いして行きました。
居住地近場の地方都市のコンサート会場の多くは
車椅子アクセスが最悪な
歴史的建造物アルアルなので
あられないKPOPも
芸術的なバレエも
Chinga Tu!(メキシカンなFxxk you)
と雄叫ぶロックンローラーも
由緒正しいオペラ座みたいな建物で鑑賞できるので
観客や音楽と建物のミスマッチ感が趣き深いです。
開演30分前開場でも15分位前まで席には着けない
し
開演も30分近く遅れるトコロは
時間きっちりに始まる
KPOPとは大違いで
ラテンな国民性を感じます。
30周年記念公演なので
観客もむちむち網タイツでキメた熟女と
バイカーかな?
って感じのワイルドな熟年カップルが目につきます。
ワカモノは親同伴で少数派。
ビール飲んでる人も結構居ましたが
…
私の周りは
大人しい人ばかりでした。
初っ端が
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Subieron la mota Tambien el alcohol
モタ(マリワナのスラング)も酒も値上がりしてよー
で始まる
絶対盛り上がるヤツで
やっぱ30年間ゲリラライブ活動してきた
ノウハウがあるのだろうなー
ってなりました。
パラシト(寄生虫)という題名の通り
アル中大麻脳のおっさん
どーしよーもねー赤ちゃん野郎
って歌です。
多分。
80年代のユーロ・クラシック・ロック(?)のカバー
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とか
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とかロックな曲を
前半演ってたと思います。
ロック・ミー・アマデウスのスペイン語カバーのMV
これ書くために初めて見ましたが(日本でも見れるのだろうか…)
このサイコーにワケ分からん冗談センスに
ビースティ・ボーイズとかエミネムを彷彿とします。
バブルな90年代に
ホットドッグ早食いコンテストで優勝してた
日本人の印象って
ラテン・アメリカではこんなんだったんかー
ってもなりました(笑)
モーツアルトの人生を描いた80年代の映画
アマデウス
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に関係した曲なんだろうなー
という緩い理解しかなかったのですが
…
貧困に喘ぎ
悲劇的に生涯を終えたモーツアルトを描いた
アマデウスに因んだこの曲、
歌詞ちゃんとみたら
98年以降ペイメント(給料)はあるが小切手(大きな金額)はもらえてない
暖房も効かないバスでツアーさせるくせに
経費で全部もっていく配給会社のせいだ
みたいな事を(英語で)言ってて
音楽業界の既得権益を批判する内容みたいです。
多分。
モロトフはメキシコのバンドですが
アメリカ人のメンバーも一人居て
米国入管でメキシコ人の母親を持つ娘を勾留された経験を元に
アメリカの移民政策を批判した
フリホレロ(豆をよく食べるメキシコ系移民を揶揄する差別的スラング Beaner のスペイン語訳)
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とか
4人メンバーのうち
3人はメキシコ人だけど
アメリカ人な俺を兄弟と等しく扱ってくれる
俺が憎悪する人種は
殺人鬼(腐敗した権力者)だけだ
人種差別のないラテンアメリカにするために
投票しろ
と訴える
Voto Latino
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とか
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放送禁止用語満載で政権批判したりする曲もあって
ちょっと前にスーパーボウルがあったのですが
ラテン系のバッド・バニーが
演じるに当たって
トランプが
アイスを送るから移民は気をつけろ
みたいな事言って物議を醸していたし
モロトフの会場にもアイスが来て
アジアンな私も一緒くたに拉致されたら困る
と緊張しましたが
何事もなく帰れてよかったです。
アンコールは
歌詞の
マタリア マリコン (オカマ(?)を殺せ)
がネックでLGBT界隈からキャンセルされそうになった
プト(売女の男性ヴァージョン)
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でした。
歌詞をちゃんと見れば分かる事ですが
メンバー曰く
LGBT界隈への憎悪ではなく
卑怯なヤツラ(=権力者)を批判するための歌だ。
と
キャンセル・カルチャーに屈しなかった所も
漢気があって
強いモノに巻かれる
お客様は神様な
日本の芸能人には絶対真似できないよなー
ってなりました。
コンサートでは
メンバーみんながラップできるのすげー
ってなったり
すっかりメタボ症候群なビール腹でも
がっつり1時間半
ドラム叩きまくるメンバーに感激したり
開演が遅れたわりには
始まってしまうと
こまめに
水持ってきたり
阿吽の呼吸で
マイクや楽器をとっかえひっかえする
体育会系な黒子スタッフに
おおー
ってなったり
MCがスペイン語だったので
何がなんだかワケ分からんかったけど
突如
ギターの人が
長髪のカツラでメキシコ国旗のマントを羽織って
Viva Mexico みたいな感じになったかと思いきや
観客も負けずと
ペルーやガテマラやアルゼンチンの
国旗やサッカー観戦(?)のマフラーみたいなん振り回してて
流石はラテン(語彙力)ってなりました。
が
音が暴力的に大きすぎだし
みんなとの一体感を愉しむのは
自意識過剰で無理ゲーな私的には
こういう音楽は
家でYouTube観ながら嗜むのが一番だなー
ってトコロに落ち着きました。