精神分析のススメ

1970年代のNYCで一世を風靡したヒップな精神分析の啓蒙をめざす狂気専門家のブログです。

ちんちんおいしい?

と男に聞かれたらどうする?

というツイートに

お父さんと同じ味する(笑)

という回答がついてて脳破壊された

 

というポストをみた。

 

とあるので冗談かもしれない

冗談にしても

そういう受け答えがオトコを愉しませる

と学習した人なのだろう。

 

子供の口にちんちんを入れるような

クソ親父が世の中にはウヨウヨしている。

 

bunshun.jp

 

大阪の50代工場社長は実父ではない

児童性的虐待の加害者の多くは

実の父親、祖父である

という事は

精神医療業界では常識だ。

 

性暴力加害者の多くは

相手が悦んだ

という認知の歪みを抱える。

 

いやだ

 

と抵抗できない「弱い」立場の女子供が

ハニトラをしかけた

とか

性的刺激を愉しんだ

と思ってる人が男女の別なく

ウヨウヨしている。

 

出されたモノは

好き嫌いせず

残さず食べるのが「礼儀」な日本では

おいしい?

と聞かれても

まずい

と率直に「いえない」育ち方をした人がウヨウヨしている。

 

おいしい?

と聞くからには

まずい

と言われても「不機嫌」にならず

真摯に改善する努力を積み重ねられない人は

男女の別なく

実の子供と姦淫するレベルの

分離不全を患っている

と自覚してほしいものだ。

 

ホントに「気持ち良い」性行為ができてたら

事後気分を害して病院や警察に行こう

とはならない。

 

事前に「同意」があろうが

最中に「おいしい❤」

と言われようが

気持ち悪い性行為を「やめない」のは

暴力的だ。

 

相手に気持ち悪い思いをさせてしまう事なんて

人間関係を築く上であるあるだ。

 

そう感じさせてしまったことに真摯に向き合い

関係を修復する愛があればこそ

性欲は

生産性と創造性の源になりえる

「気持ち悪い」思いに

気づかないふりをすることは

恐怖と支配の暴力の負の連鎖や

無気力や無関心のうつの悲劇をうむ。

 

と(なんちゃって)フロイディアンな私的には考える。

退行催眠のやり方をブライアン・ワイス博士に教えてもらった

少しく以前の事で

記憶も定かでなくなりつつあるのだが

高額な授業料を支払った事もあり

ちゃんと感想を書こう

と思いつつ放置していたネタを掘り起こしてみる。

 

私の母は(自称)巫女体質だった

という事もあり

ロシア人だったり

金星人だったり

江戸時代(?)の女郎だった

という話をきかされて育った。

 

私も過去生では

彼女の配偶者だったり子供だったりしたらしい。

 

私は

だからどうなん?

としか思わなかったし

別にもっと自分の過去生が知りたいとも

思っていない。

 

超現実主義者

かつ

理屈っぽい配偶者が

超常現象体験してしまい

 

死後の世界はある

人は輪廻転生するもんだ

 

っっっっっと目覚めてしまい

ワイス博士の著書にハマって

どうしても会いたい

というので付き合いで

退行催眠のやり方を習ってきた。

 

催眠自体は日本でも習った。

 

いかんせん

せっかちなので

同じことを何回もゆっくり言うのが苦痛で

全く上達しなかった。

 

博士の講習は

ニューヨークの山間の

ヨガや瞑想や

グループセラピーワークショップのために使われる

3食提供宿泊施設で5日間に渡って行われた。

 

日本円にして50万円くらい(もっとかも)するが

大人気らしく

9ヶ月前の受付開始数時間で満員御礼になってしまう。

 

参加者の中にはキャンセル待ちで

3日前にポルトガルから弾丸参加をキメた人も居て

こんないい加減な気持ちで参加した自分が

申し訳なくなった。

 

催眠のやり方や

実技の練習自体は

特筆する事もなく

まあ催眠の訓練ってこんなもんやわな

って感じだったが

観客から選ばれた人を壇上で退行する実演が

何と言っても興味深かった。

 

著書も沢山、テレビにも出演する

超有名人な博士を

間近で見られる

あわよくば退行催眠もかけてもらえる講義は

録音録画で十分満足できる音楽を

目の前で演奏してもらうコンサートと

似ているかもしれない。

 

90歳も近いワイス博士が

精神科医の資格を取った70年代の

アメリカは精神分析最盛期だった。

ワイス博士は

日本でいうところの

慶應義塾や東大にあたる

コロンビアやイエールの医学部を出て

精神科医になるために

週5日寝椅子で自由連想を45−50分する

訓練分析を少なくとも2−3年間は受けた。

 

卒業後勤務した

マンハッタンの病院で

催眠の大御所に

OCD等の不安神経症や

依存症治療(特にタバコ)に効果的

といわれていた催眠のやり方を習って

メキメキ腕を上げ

(坂本龍一がガン治療に通ってたりもした)

シナイ山病院の精神科長になった。

 

輪廻転生や精神世界に全く興味がない

科学的な人生を送ってきた。

 

80年代に不安神経症の患者

(今で言うところの

慢性的PTSD女性)

キャサリンの治療中

 

一番最初のトラウマに戻ってみましょう

 

という示唆に

彼女が

ピラミッド建造中に

ナイル川のほとりでレイプされた

みたいな記憶に退行してしまった

(うろ覚えなので違うかも)

事から

 

人は前世の記憶を持ち得る。

その記憶を治療に取り入れる事が

今生の生きづらさを解消する糸口になる。

と信じるに至った。

 

精神分析自体

 

幼児期のトラウマを克服して

神経症を解消しましょう。

 

って前提なので

 

前世のトラウマを克服して

今生を満ち足りたモノにしましょう。

 

に至るのも自然な事だ。

 

そういう事もあるだろう。

 

と私も思ってる。

 

母を鑑みるに

前世の記憶を回復することが

今生で幸せになるために

「必要」だとは思わん

かえって邪魔になるのでは?

くらい思ってた。

 

ワイス博士の好々爺っぷりに

癒やされる人を観測し

感嘆させられた今でも

その懐疑は消えたワケではない。

 

過去生回帰すると

残虐に殺された記憶や

残虐に殺してしまった記憶が蘇ることが

ママある。

 

だからこそヤバいのだろう。

 

壇上で過去生回帰した2−30代男性は

魔女狩りで非業の死を遂げた記憶を回復した。

 

村人の気に障る事をしてしまい

(定かではないが痴情のもつれ?という印象が残ってる)

集団リンチにあい

目の辺りをがつっとやられて

そのまま焼き殺された。

みたいな記憶だった。

 

誘導が始まってものの3分も経たないうちに

記憶を回復し

泣いたり叫んだりするので

見てる方も心苦しい。

 

一緒に泣いてしまう人もいた。

と思う。

 

なにげに阿鼻叫喚な状況でも

ワイス博士は落ち着いて

 

さあ、上に行って

その場を離れましょう。

もう大丈夫。

みんな過去の出来事です。

今は大丈夫。

何がみえますか?

さあ自分の体に戻りましょう。

 

みたいな示唆で

体感的には5−10分くらいの回帰を

さくっと締めた。

 

現代に戻ってきた男性は

殴られた場所は今でも片頭痛で痛むトコロだ。

と言っていた。

 

ワイス博士は

その痛みを引きずる必要はない。

前世で起きたことは過ぎた事。

怖がる事も罪悪感も必要ないから安心して。

とセッションを終わらせた。

 

私が最も印象的だったのは

過去生に回帰しなかった4−50代の女性だ。

 

彼女が回帰したのは

素敵な黄色いドレスを妹(姉かも)に取られたか

めちゃくちゃにされて泣いている記憶だった。

 

催眠下で彼女は

妹が嫉妬深く

自分から母の愛情を奪うことに腐心している

と語った。

 

ワイス博士に

 

彼女は何故そんなにあなたを憎むの?

 

と聞かれても

ひひひっと笑い魔女のような声で

 

そういう不幸なヒトなのよ。

私は今もママと一緒に暮らして面倒みてる。

ママは私が大好きなんだから。

 

みたいな事を言っていた。

 

慢性的PTSDの支配、操作、他責思考炸裂である。

 

ワイス博士は優しい。

 

貴女は今が幸せですね。

妹(姉かも)さんの不幸に囚われてはいけません。

どんどん幸せになりましょう。

 

みたいな事を言ってセッションを終わらせていた。

 

私が彼を

すげー

と思うのはこういうところだ。

 

講演中、彼は

 

こんなこと(過去生回帰)

悪霊払いと何が違うのか。

悪魔みたいなモノは出てこないのか。

と聞かれることもあるが

悪いヤツが出てきたことはない。

 

と言っていた。

 

ダライ・ラマみたいな(本人だったかもしれない)

精神世界のリーダーに

 

五光を背負う貴方に

近寄る悪霊はいません。

 

とお墨付きをもらったらしい。

 

黄色いドレスの彼女は声が裏返って魔女さながらだった。

 

ビビリな私的には

 

悪霊退散っっっっ!!!!!!

 

と叫んで

走って逃げたいトコロだ。

(配偶者的には

幼児回帰した慢性的PTSD

又は及び

統合失調感情障害な喋り方で

悪霊感は感じないらしい)

 

が、ワイス博士は

絶賛他責な慢性的トラウマ患者さんにも

共感マックスだ。

 

怖がる必要がないからだろう。

 

ワイス博士には

メソポタミアの邪悪な神官時代(?)

罪のない人々を排斥し虐殺した過去生と

英国のキリスト教僧侶時代(?)

過去生を信じて宗教裁判にかけられ

残虐非道な拷問をがっつり受けた挙げ句

潰えた過去生があるらしい

 

今はいい時代で

殺す側でも殺される側でもなくてよかった。

 

みたいな事を言っておられた。

 

そりゃそんな記憶があったら

コワイ事もなくなるよなー

ってなった。

 

ワイス博士スゴイ。

コンサートに行ってきた

ので備忘録として書いてみます。

 

Molotov

というメキシカンロック(?)のバンドで

私的には

90年代を風靡したビースティ・ボーイズ

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サイプレス・ヒル

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を足して2で割った感じです。(と勝手にカテゴライズしてます)

 

モロトフは20余年前に

コスタリカ出身のルームメイトがオススメしてくれました。

 

90年代にメキシコでデビューするも

贈賄と癒着が蔓延する政権批判や

経済的植民地支配への反感を表明する

放送禁止用語満載な歌詞がネックで

販売禁止になってたのを

ゲリラ的音楽活動+口コミで

南米メジャーになったらしいです。

 

デビュー30周年世界ツアーやってて

当日券を衝動買いして行きました。

 

居住地近場の地方都市のコンサート会場の多くは

車椅子アクセスが最悪な

歴史的建造物アルアルなので

あられないKPOPも

芸術的なバレエも

Chinga Tu!(メキシカンなFxxk you)

と雄叫ぶロックンローラーも

由緒正しいオペラ座みたいな建物で鑑賞できるので

観客や音楽と建物のミスマッチ感が趣き深いです。

 

開演30分前開場でも15分位前まで席には着けない

開演も30分近く遅れるトコロは

時間きっちりに始まる

KPOPとは大違いで

ラテンな国民性を感じます。

 

30周年記念公演なので

観客もむちむち網タイツでキメた熟女と

バイカーかな?

って感じのワイルドな熟年カップルが目につきます。

ワカモノは親同伴で少数派。

 

ビール飲んでる人も結構居ましたが

私の周りは

大人しい人ばかりでした。

 

初っ端が

www.youtube.com

 

Subieron la mota Tambien el alcohol

モタ(マリワナのスラング)も酒も値上がりしてよー 

 

で始まる

絶対盛り上がるヤツで

やっぱ30年間ゲリラライブ活動してきた

ノウハウがあるのだろうなー

ってなりました。

 

パラシト(寄生虫)という題名の通り

アル中大麻脳のおっさん

どーしよーもねー赤ちゃん野郎

って歌です。

 

多分。

 

80年代のユーロ・クラシック・ロック(?)のカバー

www.youtube.com

 

とか

www.youtube.com

とかロックな曲を

前半演ってたと思います。

 

ロック・ミー・アマデウスのスペイン語カバーのMV

これ書くために初めて見ましたが(日本でも見れるのだろうか…)

このサイコーにワケ分からん冗談センスに

ビースティ・ボーイズとかエミネムを彷彿とします。

 

バブルな90年代に

ホットドッグ早食いコンテストで優勝してた

日本人の印象って

ラテン・アメリカではこんなんだったんかー

ってもなりました(笑)

 

モーツアルトの人生を描いた80年代の映画

アマデウス

eiga.com

に関係した曲なんだろうなー

という緩い理解しかなかったのですが

貧困に喘ぎ

悲劇的に生涯を終えたモーツアルトを描いた

アマデウスに因んだこの曲、

歌詞ちゃんとみたら

 

98年以降ペイメント(給料)はあるが小切手(大きな金額)はもらえてない

暖房も効かないバスでツアーさせるくせに

経費で全部もっていく配給会社のせいだ

 

みたいな事を(英語で)言ってて

音楽業界の既得権益を批判する内容みたいです。

 

多分。

 

モロトフはメキシコのバンドですが

アメリカ人のメンバーも一人居て

米国入管でメキシコ人の母親を持つ娘を勾留された経験を元に

アメリカの移民政策を批判した

フリホレロ(豆をよく食べるメキシコ系移民を揶揄する差別的スラング Beaner のスペイン語訳)

 

www.youtube.com

 

とか

 

4人メンバーのうち

3人はメキシコ人だけど

アメリカ人な俺を兄弟と等しく扱ってくれる

俺が憎悪する人種は

殺人鬼(腐敗した権力者)だけだ

人種差別のないラテンアメリカにするために

投票しろ

と訴える

Voto Latino

www.youtube.com

 

とか

 

www.youtube.com

放送禁止用語満載で政権批判したりする曲もあって

 

ちょっと前にスーパーボウルがあったのですが

ラテン系のバッド・バニーが

演じるに当たって

トランプが

アイスを送るから移民は気をつけろ

みたいな事言って物議を醸していたし

モロトフの会場にもアイスが来て

アジアンな私も一緒くたに拉致されたら困る

と緊張しましたが

何事もなく帰れてよかったです。

 

アンコールは

歌詞の

マタリア マリコン (オカマ(?)を殺せ)

がネックでLGBT界隈からキャンセルされそうになった

プト(売女の男性ヴァージョン)

www.youtube.com

 

でした。

歌詞をちゃんと見れば分かる事ですが

メンバー曰く

LGBT界隈への憎悪ではなく

卑怯なヤツラ(=権力者)を批判するための歌だ。

キャンセル・カルチャーに屈しなかった所も

漢気があって

強いモノに巻かれる

お客様は神様な

日本の芸能人には絶対真似できないよなー

ってなりました。

 

コンサートでは

メンバーみんながラップできるのすげー

 

ってなったり

すっかりメタボ症候群なビール腹でも

がっつり1時間半

ドラム叩きまくるメンバーに感激したり

 

開演が遅れたわりには

始まってしまうと

こまめに

水持ってきたり

阿吽の呼吸で

マイクや楽器をとっかえひっかえする

体育会系な黒子スタッフに

おおー

ってなったり

 

MCがスペイン語だったので

何がなんだかワケ分からんかったけど

突如

ギターの人が

長髪のカツラでメキシコ国旗のマントを羽織って

Viva Mexico みたいな感じになったかと思いきや

観客も負けずと

ペルーやガテマラやアルゼンチンの

国旗やサッカー観戦(?)のマフラーみたいなん振り回してて

流石はラテン(語彙力)ってなりました。

 

音が暴力的に大きすぎだし

みんなとの一体感を愉しむのは

自意識過剰で無理ゲーな私的には

こういう音楽は

家でYouTube観ながら嗜むのが一番だなー

ってトコロに落ち着きました。

日本の人口を一人増やしてヨロコブ事は不毛だ

日本の人口を一人増やしました。

こんな可愛い生き物がもっと増えるように制度を整えて欲しい。

 

というポストに

産めない人の気持ちを考えて下さい

という無産様が湧いて大変

 

という事件が数日前あった。

 

私が観測しに行った時点ではもうすでに

おめでとうございます

リプがウヨウヨで

無産様コメントは観測できなかった

余りにも

美しい日本の人口増やしてくれてありがとう

リプが多くてコワくなった。

 

自分の子供を

「人口」と見做す母は

子供が「フツウ」でないと分かったら

「カワイく」なくなったら

子供に

どんな対応するのだろう。

 

とか

 

人口を一人増やすことが

「お国のため」

ならば…

 

「お国のため」に

自分の子供が人殺しになっても

「誇らしい」と感じそうだな。

 

とか

 

(ウケ狙いとはいえ)

自分が

日本の人口増やした

と言う

自己肥大感エグいな

 

とか

 

色々な妄想を喚起する

趣き深いポストだった。

 

まあ出産直後のハイで

そうなることも

ママあるあるとは思う

 

子供との時間を大切に過ごしたい

みたいな抱負もあって

大変よろこばしく

おめでたい事だと思う

 

 

子供を一個人として尊重してない感が

エグいポストを

「ありがとう」と

持て囃すXジャパンの毒親感性の蔓延に

ちびりそうになった。

 

ビビリなくせに

コワイものは見たい私的には

無惨様のヒステリアを

直接観測できなかったのが

ちょっと残念だが。

久しぶりの日本で

一時帰国をして

 

ああ、今の日本ってこんなんか…

 

ってなったので備忘録的に書いてみる。

 

ここ20年近く

日本に一時帰国する際は

母の住む僻地最寄りの

地方都市空港を利用していた。

 

一昔前は地方都市でも

アメリカからの直行便があったが

近年は成田乗り換え一択で

最寄り空港到着が19時台になってしまう。

2時間おきの公共交通機関に間に合わせるため

20時間近い長旅の果に

スーツケースを受け取ってから

老体にムチを打ち家族を叱咤激励し

空港ダッシュ5分間

という過酷な帰国ルーティンだった。

 

 

今回は

港で待つ母はもう居ない。

 

大都市空港に昼日中到着し

20分おきに出発する空港バスに乗って

伯父夫婦の家に向かった。

 

子供の頃は祖母が迎えてくれた家だが

彼女も他界して10余年が経つ。

 

大都市到着だと

バスのみならず

電車も

色々沢山頻繁に走ってる。

タクシーだってわざわざ呼ぶ必要もなく

手を上げて乗れる。

 

人口過密な都市は

地価が高騰し住空間は狭苦しく

車やクーラーのお陰で熱気マシマシだし

インスタ映する飲食もお安くない。

圧倒的に便利だ。

 

地方と都会の格差をしみじみ感じた。

規格外のお葬式をした

母が突然いってしまった。

 

びっくりした。

 

とはいえ、4年前にガンで胃をとっていて

夏会った時もやせ細って

しんどそうで

8月初頭から入院して

ガンが再発しているだろう

とは聞いていたのでそれなりの覚悟はできていた。

 

つもりだった。

 

が、びっくりした。

 

母は弱音を吐く人ではなかった。

 

入院直前まで

元気に(?)歩いて

運転もしてあちこち行っていた。

 

大腸が閉塞して食べられない事がネックなので

人工肛門をつけたら退院しましょう。

との事で

彼女の相方も在宅で緩和ケアする気満々だった。

 

内視鏡で30分で終わるはずの手術が

開腹で5時間近くかかったにも関わらず

術後は良好で

歩けるし食べれる

とご機嫌だった矢先に。

 

夕方電話で彼女が旅立ったとの連絡が入った。

 

そんなハズない。

 

と思うと同時に

 

ああ、来るべき時が来たのか。

 

とも思った。

 

せっかく3時間もかけて

手術したというのに

お医者さん達もさぞかし不毛な気分だろう

 

とも思った。

 

思えば私は物心ついた時から

常に

母が行ってしまう事を想定して

身構えていた。

 

母と喧嘩すると

即座に

誰をどのように頼るか

シュミレーションする子供だった。

 

学生結婚した母は

父と3歳の私を置いて

大学の後輩と出奔した。

 

2−3日で帰ってきたわよ。

と彼女は云う。

 

父曰く

2−3週間は戻ってこなかった。

らしい。

 

真実は人によって違うものだ。

 

何があったのか

私は覚えていない。

 

すったもんだのあげく

母は件の後輩と再婚し

私は母と東京で暮らすことになった。

 

若くしてできちゃった結婚した母は

東京で

やりたかったことを

思う存分やろうとした。

 

平日は

私を延長保育に預けて

工芸の専門学校に行き

週末は私を連れて

美術館や

鬱々とした欧州映画を観に

映画館に通い

都会生活を満喫した。

 

小学校に入るか入らないかのタイミングで

連れて行かれた

フランス映画3本立ての

ゴダールの5月バカのラストシーンは

今でも鮮明に覚えている。

 

米のセラピストに

そんなキワドい映画を子供の君にみせるのは

児童虐待

と云われた。

 

実際

一人でも平気になると

退屈なオトナの映画に連れて行かれても

ロビーで本を読むようになった。

 

スーパーの入口で母を待つ間

迷子に間違えられて

店内放送されたこともある。

 

昭和の緩いスタンダードでも

放置と見做された

ということだろう。

 

母は

貴方を信頼していたからこそ

何でも好き勝手にやらせた。

と云った。

 

母の知り合いには

私を甘やかしすぎだ

と忠告する人も

沢山居たらしい。

 

実際甘やかされていたと感じる。

 

彼女が私を甘やかしたのは

罪悪感からだと思う。

 

私は母の後輩が嫌いだった。

 

母の友人が

私は賢い子供だった

と感心したエピソードを聞いたことがある。

 

3歳くらいの私は

母と母の友人と後輩が居る前で

母の後輩は好きだけど

彼はお父さんではない。

みたいな事を言ったらしい。

 

幼いながらも

母の愛人に気を遣いつつ

父親とは見做していないと釘を刺す

私の言語能力に感服したそうだ。

 

私が8歳になる頃

母は後輩と離婚した。

 

父とよりを戻したかったのだろう。

 

酔っ払うと

後輩とはお墓に入りたくなかったが

父とは一緒に入りたい

と言っていた。

 

私は親に容赦なかった。

 

何故離婚なんかしたんだ

詰め寄ると父も母も

表面的には

私にはすまないことをした

と謝った。

子供には分からないことだから仕方ない

本当に何が起こっていたのか

説明しようとしなかった。

 

上述の「オトナの事情」を理解したのは

私が25歳近くになって

父母がお互いへの執着を絶ってからだ。

 

母は欲望に忠実で妥協しない人だった。

 

人恋しいからこそ

みんなに惜しみなく愛情を注いだ。

 

幼かった私を

自分の身勝手に付き合わせたからこそ

私にも好き勝手を赦した。

 

私が自由にできたのは

彼女が自由で

多くの友人に囲まれていたからだ。

 

父と決別してから

母はお墓なんて無駄だ

と言うようになった。

(両親のお墓参りには行っていたようだが)

 

埋めるよりも

海に散骨して欲しい

とも言うようになった。

 

よく知りもしない坊さんに読経されるのも

まっぴらごめん

とも言っていた。

 

母の葬式は全てが手作りで規格外だった。

 

晩年を共にした母の相方は

助手席に乗せた母を

シートベルトで固定して

病院から連れて帰ってきた。

 

葬儀屋免許(?)もなしで

そんな事できるんかい

びっくりした。

 

死亡診断書さえあれば

死体を搬送するのは

誰でも合法的にできるらしい。

 

規格に忠実な父には

逆立ちしてもできそうにない所業だ。

 

母はクーラーを効かせた自宅で

3日間を過ごした。

 

布団に寝ている母は

あたかもいびきをかきそうだった。

 

看護師さんと会話中

返事がないな、と思ったら

息を引き取っていたらしい。

 

苦しまず、コワイ思いをせず

安らかに逝けて本当に良かった。

 

木工を嗜む母の相方は

棺を自分で作るつもりだったらしい。

大工の友人が

ヒノキの良い香りがする棺を

徹夜で作ってくれた。

 

辺鄙なロケーションにも関わらず

東京から、山口から、四国から、

ひっきりなしに弔問客が訪れ

焼き場に向かう日には

棺を埋めて余りある花が届いた。

 

母は

友達の奏でる笙の音を聞きながら

友達の手で

友達のバンに乗せられた。

 

ドウランもぬらず

綿もつめず

ドライアイスもなしで

手作りのお棺に入った母に

焼き場の人々は戦々恐々だったらしい。

 

棺の蓋が規格外なので

はずしてくれ

と云われた。

 

最期のお別れが開棺でできてよかった。

 

サイズが規格外なので

フォークリフトで運べない

と云われた。

 

知り合いの手で運べてよかった。

 

こんな事できるもんなんだ

とびっくりした。

全てが規格外な母にふさわしい

お見送りができた。

 

晩年を規格外な相方と過ごし

多くの親しい友人に囲まれて

自由に楽しい時間を過ごせた母は

幸せだったと思う。

 

母を失うことに

身構えなくてよくなった私は

自由になれたのだろうか。

ジャニー喜多川は【サイコパス】だったのか(その1)

遅ればせながら

 

BBCドキュメンタリー「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」【日本語字幕つき】 - YouTube

 

を観た。

 

この半年

ツイッタ…じゃなかった

Xジャパンで

色々な反応を見てきた。

 

 

BBCのドキュメンタリーを観たい

という気持ちにはなれなかった。

 

今更なにやってんだよ

 

という気持ちが強かったからだ。

 

私は親の方針でテレビのない家で育った。

謡曲に興味もなかったので

フォーリーブスも知らなかった

郷ひろみ

たのきんトリオ

シブがき隊

少年隊

光GENJI

くらいまではなんとなく聞いた名前だ。

 

子供心に

ピンク・レディー

「なんとなくいかがわしい」

と感じながらも好きだった

たのきんトリオくらいまでは

「キライ」とは思ってなかった

おニャン子クラブや少年隊くらいから

ヤツラ何かがオカシイと

アイドルに忌避感を感じはじめた。

 

性的虐待被害者の媚

を感じ取ってのことだったのだろう。

今では思う。

 

暴露本が出る前後だったか

ジャニーズ性的虐待のウワサを聞いた時も

 

アイドルなんて

オトコもオンナも変わんねーな

 

としか思わなかった。

「かわいそう」とも思わなかった。

 

性的搾取されることが

明白に「分かっていて」

業界に入ったヤツラに同情の余地はない。

 

と思っていたからだ。

 

慢性的トラウマや複雑性PTSD

といった精神疾患

児童(性的)虐待や放置の密接な関連を学んだ今では

 

neofreudian.hatenablog.com

 

そうは感じない。

 

 

安易に「加害者が悪い」とは

今でも言えない。

 

性暴力の加害者で

自身も凄惨な

心理的、肉体的虐待の被害者でなかったケースを

私は知らないからだ。

 

男児を次々と喰い物にした

「J−Popの捕食者」にも

喰い物にされた過去がある。

 

予想を裏切ることなく

「秘められたスキャンダル」は

胸糞悪いドキュメンタリーだった。

 

Xジャパンでウヨウヨしてる

愛国者が怒るのも分かる。

 

日本社会の醜悪さに

果敢に体当たりするガイコクジンを目の当たりにして

私も憤りを感じた。

 

今まで

「みんな」が

オカシイと感じながらも

看過してきたことを

何故今更。

 

今まで

誰が声を上げても

どうにもならなかったのに

ガイコクジンのお前に

何をどう「変える」ことができるというのだ。

 

子供の性器を弄って口にしたり、

肛門性交に及ぶことは

「悪い」ことだけど

タレントを「可愛がり」セイコウさせた

ジャニーの功績は素晴らしい

「清濁併せ呑む」日本の「凡庸な邪悪」は

 

画面の向こうの

 

ウケ狙いで「ジャニーさんはゴッド」というカス

ジャニーズ事務所を「守る」ことに腐心するガイジン社員

カメラを止めようとする警備員

「必要以上」に子供を可愛がるエロ老人

まさぐられても「そこ(犯罪)までやられてない」というモノ

「ジャニーさんにお尻を提供しなさい」と息子のケツをひっぱたくジャニオタ母

「お世話になった」児童性的虐待加害者を「素晴らしい人」と褒め称えるモノ

死者の犯罪には「触れたくない」女性

(LGBTQの印象が悪くなるので?)「追求するべきではない」というゲイ男性(?)

カネと名声のためには老人に肛門を捧げることも「よし」とする女衒

 

だけではない。

 

「ヤリたいと望んだのだからヤられて当然」と

「気持ち悪いアイドル」達を見下した

過去の私こそが

児童性的虐待加害者を看過し

捕食者を許容する

「凡庸な邪悪」だから

「JPopの捕食者」は

胸糞悪いドキュメンタリーなのだ。