【アル中カラカラ】おじさん:味覚障害とトラウマと分離不全の闇
カラカラおじさんとドラえもんの闇
の続きです。
以下
狂気専門家の妄想
と思って読んで下さい。
ドラえもんの闇も深淵でしたが
アル中パウダーのエピソードも強烈で
…
またまた
凄惨な幼児期性的虐待を
想起してしまいました。*1
発達障害児にも見受けられる
味覚、嗅覚、触覚障害は*2
性暴力を含む
トラウマ患者さんにも
見受けられます。
カラカラおじさんも
① 発達障害だったり
② 脳損傷の後遺症だったり
③ 依存症で耐性がワヤになったり
④ ①−③及び小児期虐待、ストレス等々
ぐっちょんぐっちょんに混ざってワヤ
という可能性も多分に
アルアル
ってことなんですけど…
とりあえず
当ブログ初心者様の為に
使用上の注意をはっておきます。
ドラえもんでは
マニック(躁)防衛について語りましたが
今回は
パラノイドスキゾイド(迫害分裂)防衛の
原初的幻想に
迫ってみようと
思います。
その昔
と呼ばれておりました。*4
「迫害分裂防衛」によって「引き裂かれた自我」
つまりは
「統合」され得ない「自我」の病
ということで
「統合失調症」
に落ち着いたって感じでしょうか。
迫害妄想の原型は
憎悪し憎悪される「悪い」モノに
殺される恐怖ではなく
…
必要とし、愛すべき「良い」モノに
毒をもられる幻想
だと云います。
水に毒が入っているかもしれない*5
といわれない不安や恐怖を抱く人は
精神分析学的には
統合失調で迫害妄想炸裂する
可能性アルアルです。
お気を付け下さい。
知らんけど。
日本では精神分析というと
知名度がない印象ですが…
フロイト教授の愛弟子
由緒正しき(?)
英国対象関係論(British Object relations)派の始祖
おっぱい理論のメラニー・クライン女史曰く
迫害分裂防衛とは
「良い」おっぱいを喪うことにオノノク
脆弱な自我の
自らの破壊性に対する防衛です。
自らの破壊衝動に堪え、生き延び
再来することなく
損なわれてしまうモノは
「悪」である
という幻想によって
自分は「悪くない」
と信じることができる。
「悪くない」自分
という幻想の為に
壊れてしまったおっぱいが
「毒の乳」を出す「悪者」である
と妄想する。
自他を引き裂くことで
内的世界を荒廃させ
「良い」自分を
飢餓状態に陥れることで
脆弱な自我は更にやせ細り
…
健常な人には
心地よい優しいさざなみにも
足をすくい取られて
溺れ死にそうになってしまう。
というのが
迫害妄想の「狂気」の真骨頂です。
美味しいモノにヨロコビ
不味いモノに心驚かされることで
世界は広がるし
…
最初は衝撃的だった
不味いモノにも慣れることで
ヨロコビも増え
愛と労働にヨロコビを見出す
健全な肉体と精神が
育成されるハズなのですが…
い か に も
身体に悪そうな
アル中パウダーをガンガン作って
じゃんじゃんかけて
「オイ匕イかも~」
と咆哮するカラカラおじさんは
「毒」を自分で作り
自分で飲む
という壮絶な自虐芸で
「僕を見て」
という承認欲求を満たします。
ママ…
僕…
マジックパウダーをつくったよ
パウダーのお陰で
どんなに不味いママのお料理でも
食べられる僕は
イイ子だよ
という
壮絶な母子分離不全の闇が
…
例えば
デリ嬢の柔らかい部分に
アル中パウダーを投入したりする
加虐衝動を秘めていても
私的には
ああ‥.
やっぱり…
とやるせない気持ちにはなれども
…
「おいひいかもー」
を聞いた時程の
衝撃は受けないと思います。
ホントにどう感じるかは
その時にならないと
分からないのが
人というモノでもあり
「臨床」の妙でもありますが…