精神分析のススメ

しがないメンヘル職人です。70年代のNYCで一世を風靡したヒップな精神分析の啓蒙をめざしております。

【アル中カラカラ】おじさん と ドラえもん と アル中家族の共依存 の闇

先日のアル中カラカラおじさんの闇ですが…

 

neofreudian.hatenablog.com

実は壮絶過ぎて

ドラえもんとアル中パウダーの動画みないで

記事投下しちゃったんですよね…

 

ドラえもんの回を見てちょっと考えが変わった…

というか

ああ、こーゆーのもアリだよな

と思ったので

リベンジします

 

とりあえず免責です

 

当ブログ初心者の方は

是非ともお読み下さい

 

neofreudian.hatenablog.com

 

 

誤使用の際は

一切責任を負いかねます

 

ということで…

 

双極性の「躁防衛」について

掘り下げてみたいと思います

 

うつの自殺も

統合失調の

被害妄想→他害

コースも大変危険ですが

双極性のアブない所以は

躁状態

気が大きくなって

ガンガン浪費して経済状況が悪化し

破産したり

性欲爆走状態で

不特定多数との性行為による

性病羅患や

浮気発覚して離婚

人間的生活を送れなくなる

どん底の大うつ

自殺

というシナリオです

 

言うなれば

の「症状」とは

欲動の暴走

です

 

では「躁防衛」とは何か

といいますと

暴走する欲動の破壊性を「否定」するため

現実からの乖離が進行する

「防衛」です

 

「躁防衛」

というと

通常は自我の「死」を「否定」する

全能感」とか「自己肥大感

と云うヤツです

 

一般的に

神経症」と言われる人たちは

自己不全感や絶望、不安に苛まれ

常にブルーで

「◯◯さえあれば幸せなのに…」と

不満たらたらなワリに

その「◯◯」を手にする為に

現実を見つめることも

建設的な努力をすることもできず

無力感に溺れるばかりか

あたかも「幸せになることを拒むかのような」

行動をとります

 

欲動に素直に従わず

自らの手で

「幸せ」を破壊する人たち

とか

「死」がコワくて

十全に生きることができない人たち

 

と言ってもよいでしょう

 

彼等の「防衛」は

自らの欲動の破壊性にオノノクが故

欲動を「制御」しすぎて

イイ気持ちになれない

神経症的防衛

と云われます

 

それに対して

「躁防衛」とは

通常、

「プライドは高いけど自己評価が低い」

という矛盾を抱える

自己愛性パーソナリティ障害患者さんが用いる

「自己肥大感」とか

プライドの高さ

を指します

 

自己愛性において

自我の脆弱さを「否定」する

「堅牢な防衛」

を用いる人は

プライドを守る為に

他者を侮蔑し

人間関係を破壊します

 

自己愛性の

「自己肥大感」は

自分を大きく見せることで

気持ちよくなりたいという

欲動に歯止めがかからず

他者を傷つけることも

厭わない

破壊性を伴う

とも云えましょう

 

双極性においても

「躁防衛」は

何でも手に入れることができる

何をやっても自分は大丈夫

という

「自己肥大感」→「無敵感」

という形で立ち現れます

 

カラカラおじさんの

暴飲暴食は

ある意味

自分は何をどれだけ喰っても大丈夫

という自己肥大感を

おそらくは

肥大した身体で

体現しておられることと思われます

 

躁とうつの振れ幅が大きいが故

欲動を制御できず暴走した時に

どエライことになってしまう

 

という点がカナメな為

双極性の方が皆肥満体かというと

決してそんなことはないし…

 

カラカラおじさんの自己破壊的な

暴飲暴食は

通常は

「長期にわたる認知や行動の歪み」

を呈するパーソナリティ障害と併発する

摂食障害

身体イメージ障害

及び依存症の「症状」

と看做されます

 

が、

ここで

欲動の制御は

如何に発達するのか

という部分に立ち戻ってみたいと思います

 

フロイト教授は

5歳前後のエディパス期

男児の内的経験に注目し

 

ママと一緒に寝たいけど

パパが「ダメ」というから

諦めなきゃ

というメカニズム*1を考案し

 

「父」が「規律」を与えることで

自由奔放な自我の欲動は制御される

 

と説きました

 

後に

口唇期の乳児の内的体験に注目したのが

おっぱい理論のメラニー・クライン女史です

 

ママがここに居ないのは

自分がおっぱいを食い尽くしちゃったからだ!

(ひぃーっ

 

という幻想こそが

喪われた「チチ」を悼み

「感謝」と「補償」を可能にし

欲動の自己規制と

他者を「愛」する原動力となる

(みたいなこと)

を云われてます

 

ここで

「乳」が喪われることはない

という

愛するモノ(乳)に

どんなコトをしても「大丈夫」幻想*2を抱くと

自我は

愛するモノへの暴力を躊躇しない

自己愛DVの萌芽を宿したり

喰っても喰っても飽き足らない

「貪欲」に苛まれます

 

クライン女史的には

「貪欲」とは

愛するモノを喰い尽くし

壊滅する

最も「破壊的な衝動」ですが

ワタクシ的には

「放置」及び「飢餓」によって喚起される

耐え難い「死の恐怖」を「否定」する

「防衛」である可能性の方が

高いのでは…

と考えます

 

カラカラおじさんの闇は

この

「飢餓」への「防衛」

すなわち

喰っても喰っても

「もうお終い」

と「否」を突きつけることなく

「も~止めときなよ〜(笑」

と云いながら

笑顔でじゃんじゃん酒と喰い物を出してくれる

底なしポケットを持つ

ドラえもんの闇と云えましょう

 

失敗しても失敗しても

のび太を見捨てず

新しい「道具」を出し続ける

ネコ型ロボットを持つ

ダメなのび太の「全能感」の闇*3

日本の僕ちゃん達に

蔓延するからこそ

カラカラおじさんに共感し

ハマる人も多いのでしょう

 

藤子不二雄先生も

エグい漫画を描かれたものです

 

飢餓と孤独を克服し

愛するモノを食い尽くしてしまう不安に

果敢に立ち向かうには…

精神分析がイチオシです

 

因みにガチの分析は

① 1セッション45−50分

② 週5回

③ 寝椅子で自由連想

④ 最低2年間

です

 

誰か私に継続的に5万円ください

*1:イド、エゴ(自我)、スーパーエゴ(超自我

というアレです

*2:これは欲動(エネルギー及びカネ)をガンガン消費しても「大丈夫」という

資源枯渇のメカニズムでもあります

*3:そう考えると

ドラえもん

ダメなのび太を「ダメ」なまま許容する

アル中家族の共依存の闇

とも云えましょう