精神分析のススメ

海外在住メンヘル専門家。ヒップな精神分析をめざしております。

種子法廃止 と 世界文明の終焉

農業も、経済も私には専門外のことなので、手をつけるのが億劫でくすぶっておりました。

この方の記事みたいに

大変なことになります。|山田正彦 オフィシャルブログ Powered by Ameba

クソ分かり難くなるかもしれません。

 

が、頑張ってみようと思います。

 

ブコメにもあった様に、こちらの方がまだ分かります。

種子法廃止「附帯決議」は気休めにもならない|コラム|JAcom 農業協同組合新聞

何で種子法廃止が最悪の事態なのか。

 

タネをまけば農作物が採れる。

お米を全部食べずに次の年まで取っておけば、又稲を育てられる。

そのお米を友達に分ければ友達も稲を育てられる。

 

近い将来、そんな「当たり前」なことができなくなるかもしれません

(もう既に、前年取っておいた種を蒔いても、食べて美味しい作物が育たないように品種「改良」されてますけどね)。

 

ということは、モンサントの様なモンスター種苗会社が世界の食料を独占する時代が遠くはない、ということです。

 

欧米ではもう既に、モンサント社登録商標をしたトウモロコシと米しか栽培できなくなっています。

 

モンサント社の開発したGMO製品しか作付けできない状況です。

 

うろ覚えなので、詳細は分かりませんが、在来種を育てる中小農家はモンサント社に摘発され、賠償金を払って廃業か、モンサントの種苗を買って農業を続けるかを選択しなければならない。隣の大農場で育てるモンサント種との交配が進むため、「在来種」が「モンサント種」になってしまうから。

というコワいドキュメンタリーがありました。

 

アメリカで検索しても、モンサント反対運動や、種子法の分かり易い説明は上がってきません。

 

いかにモンサントがコワイか、まとめてある記事がありました。

門サントF1種裁判 モンサント社の悪質さ、恐ろしさを調べていると、・・ アメリカで「野菜栽培禁止令」発令! - HDD

 

アメリカの原住民は、イギリス人を受け入れた時、土地の所有という概念を持たなかった、と言います。

 

日本の地方自治体が開発したタネの所有権を企業が持つ、というのは誰のモノでもなかったアメリカ原住民の土地を奪い、彼等を排斥した植民地政策に通じるモノがあるのではないでしょうか。

 

種子法廃止で、日本の開発した技術がもう既に、モンサント(だけではないようですが)にだだ漏れになっています。

 

倫理にも論理にも欠けると世界中で批判を浴びるトランプ政権に寄り添う日本に、アメリカ企業による合法的経済植民地化の流れを止める事はできないでしょう。

 

トランプ政権移行期に、消費者がトランプ製品を扱う小売店をポイコットする不買運動が起こりました。

 

株価にも影響を及ぼすインパクトを、消費者はまだ持っています。

 

購買力は政治力です。

 

今、日本人が、モンサント社ラウンドアップを使わないで作った野菜や米しか買わない、という声を上げ、農家の方々がそれに応じれば、きっとどうにかなるのでは。

 

種子法の問題は、モンサント社だけにカネが集まる、という単純なモノではありません。

モンサントに投資する、証券、銀行、更には、安価な小麦でジャンクを売るマクドナルドやネスレナビスコ(モンデリーズ)への富の集中の一端をも担っています。

 

GM種は、農産物が流通に耐え、長持ちするための改良でもあります。

 

ポストハーベストという言葉を聞いたことがありますか?

 

昔、オレンジの輸入が解禁になった時、アメリカの輸出用オレンジはどうせ日本人が食べるからと、発がん性のあるワックスや防腐剤をガンガン使っている。という噂が流れました。

 

日本人が食べるから、ではありません。

 

アメリカには、新鮮な野菜はありません。

 

私がアメリカに来て、気がついたのは、野菜や果物が日本のモノよりも、はるかに長持ちすることです。オランダや、南米から輸送され、食卓に並ぶまで、何日かかるのかわかりませんが、ピンピンしています。冷蔵庫で1週間とか、平気でもちます。下手すると、ブロッコリーがひと月もちます。

 

そして、突然とけます。

 

トランプ政権に移行してから、傷みやすかったベリーが全然腐らなくなりました。

アメリカでは、収穫後(ポストハーベスト)に使う、防腐剤、防カビ剤の規制がありません。

みかんの袋に、「よく洗ってから、食べること」みたいな但し書きがついています。

見かけはきれいなのに、かび臭かったり、中心から腐っている野菜や果物も、増えたように感じます。

とても怖いです。

 

長持ちするということは、廃棄しなければならない可能性が減るということです。

古いものでも見かけがきれいなら、いつまでも売れますからね。

 

このままでは、きっと、見かけはきれいでも、カビ臭い野菜や果物が日本のスーパーや、コンビニにも並ぶことでしょう。

 

国民の健康と安全を守るハズの政府は、大企業の利益を守ることを優先し、機能不全に陥っています。

 

資本主義と民主主義は両立しないことを、アメリカの現状は如実に表しています。

 

消費者が目先の損得や、(いつまでも腐らない食べ物の)利便に惑わされず、生産者に適正な価格を支払うことを念頭にモノを買えば、NASAのレポートにもある

やっぱり人類は滅亡することがNASA出資の調査で判明。資源浪費と貧富二極化で | ギズモード・ジャパン

世界文明の破滅の2大要因、貧富の格差と資源の枯渇に歯止めを掛けることもできるのではないでしょうか。

 

ちなみに、モンサント社は、ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤を作ってボロ儲けした会社が前身となっており、欧米では死神の企業と呼ばれています。

 

モンサントの製造するラウンドアップという除草剤は、各国で販売禁止を求める運動がおこりましたが、ことごとく潰されました。

 

消費者が一致団結して

「少し不便でも買わない。」

「少し高価でも生産者に還元する」

と決断しない限り、環境汚染も貧富の差も進むばかりでしょう。

 

モンサントについては、この記事でもちょっと触れました。

カネはリビドーの象徴? - 精神分析のススメ

 

欲望の充足と富の再分配の文脈で、精神分析のススメもしてみました。

世界文明 と 欲動の鬱憤 - 精神分析のススメ

 

Manu Chao 好みな私です。最近、お年を召されたなーと、感じますが、この

Fuera Monsanto! ライブ収録、サイコー。

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