闇落ちした天才【上昌広】:自由主義経済とカタカナの悪魔の囁き
黄金頭さんが先日書かれた記事に
引用されてた東洋経済の記事に
https://toyokeizai.net/articles/-/329046
ものすごい陰謀論を感じたので
書いてみる。
因みに以下全て「妄想」です。
初心者の方は必ず
をお読みになられてから
どうぞ。
今回のコロナウイルスへの対応として
上述の東洋経済記事の著者である上氏は
巨額の資金を要する臨床開発では
国の機関である感染研の分は悪い。
としれっと言っている。
ここで私的には
「お主、誰にカネを貰った?」
って妄想がふくらむ。
京都でお手々つないでお口あーんの写真付きで
不倫スッパ抜かれた人達が
国の研究機関の予算ガンガン削ってたよね。
いや恋愛は自由だし
男女の親密な関係に
部外者が口を挟むことではない。
「カネを家に入れて下さればそれで良いのです。
汚いモノには触りたくもないので
外で売女を買ってくださいね。」
と鬼嫁に云われるオトコが
女への憎悪を募らせて
性犯罪を犯すよりは
不倫で和姦な方が余程
平和的解決策だ。
他人様の飼い犬が腹を減らしているからと
「さぞかし酷い扱いを受けているのだろう」
と想定して
餌を与える「善意」が本当に悪いことかどうかは…
微妙だが
「犯罪」ではない。
しかし問題はそんな微妙な
メッセンジャー二人が
国民が額に汗して納めてる血税で
るんるんおデートして
キラキラスイートに泊まってることだ。
不倫カップルのおデート代は出せても
研究者にカネを出さない国なんだよ。
この美しい国は。
実際こんな記事も有る。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268991
米では3つの機関が分業している感染症対策を
日本では感染研が一手に引き受けている。
感染症の脅威が高まっているトコロに
感染研はリストラの嵐。
人手が足りないからウイルス検査もできず
カネがないから
メリケンが避難するための飛行機で
客室乗務員にバラまいた
軍備ですか?
ちゅうくらいゴツいガスマスクつきの防護服もない。
呑気にぺらぺらマスクのみで対応させられ発症したり
ストレスで飛び降り自殺する
下っ端公務員がでる。
上氏は
上述の「新型肺炎『日本の対応』は不備だらけ」と云う記事で
「この領域で国や国立研究所がやれることはない。
…国の仕事は…メガファーマを『誘致』することだ」
と宣うている。
こ こ で
私の妄想は更に加速し
「お主も悪よのぅ…
さては…公にカネを突っ込みたくないアベか
メガファーマに魂を売りおったな…」
ってなる。
彼がここで云う感染症の「対策」とは
大急ぎで行われる新薬開発のことだ。
カネ儲けのために頑張る
メガファーマに勝てるモノはない。
たしかに。
そして
デキてしまった新薬を何としてでも
ばらまくのがメガファーマの使命だ。
子供達が窓から飛び降りようが
引きつって死のうが
妄想幻覚に苛まれようが
メガファーマは気にしない。
訴訟さえ起きなければ。
株主様の配当金と
オレ様達に入る大金に比べたら
1000人に一人の割合で出る
副作用の危険性なんて
彼らにとっては
ちゃんちゃらおけさ
なのだ。
だ か ら
パンデミックの恐怖とパニックに駆られて
急いで開発した薬が本当に
「感染症の広がり」を食い止めるために
皆にばらまいて安全かどうかを
確かめるのはメガファーマではなく
国の仕事なのだ。
国がやるべきことは新薬開発ではなく
カネの亡者から大衆を守ることなのに
無邪気に
メガファーマにカネを落とせ
という
上氏は一体何者?
アホなの?
と思ったので彼の経歴を見てみたら
https://toyokeizai.net/list/author/%E4%B8%8A_%E6%98%8C%E5%BA%83
1993年東京大学医学部卒
1999年同大学院修了。医学博士
研究職を経て
2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長
だって。
偏差値80で
「正解」を効率よく求められる「天才」君が
メガファーマとかガバナンスとかホリエモンとか
カタカナ大好きな悪魔に魂ぬかれたヤツか。
ウザい偏差値50な病人共の世話をする
「フツー」なお医者様になんて
オレ様には到底満足できないし
かったるくって
やってらんねー
が…
上級国家公務員になって
不祥事起こして処分されても
天下りで経歴刷新して
がっつり退職後の安定を確保できる
わけでもなく
…
「オレ様カシコイ」という信念から
たった一つの「真実」を更に追求する為に
大学院に進み
真面目に地道に研究するも
「偏差値80のオレ様」に見合うほどの
カネも女もつかめないで
鬱々と怨念をこじらせた挙句
メガファーマという悪魔の囁きに
耳を傾けてしまったタイプらしい。
知らんけど。
知らんついでに
好き放題を言うと
「国産にこだわらず」
とか言ってグローバルなアッピールしてる
おっさんにかぎって
「日本には美しい四季がある…」
とか言うワケの分からん
愛国心を発揮したりするんだよな。
ワケ分からんといえば
ガバナンス研究所もはっきり言って
何やってんのかワケ分からん。
研究するためには
カネが要る。
カネをくれ。
とりあえずカネだ。
カネ。
カネがないけど研究したいやつは
オレ様達についてこい!
って感じでしょうか。
謎。
論文書いて
メディアに出てます
ってアッピールを盛大にしてるけど。
多様性がウリなのか
論文のテーマも一貫性ないしワケ分からん。
やたら英語の論文が多くて
日本語が少ないのも不思議だ。
日本の研究者ってそんなもん?
上氏の記事を読んでてもう一つ引っかかったのが
ロシュとタミフルとギリアドだ。
「ギリアド・サイエンシズ社は…
抗インフルエンザ薬オセルタミビル(タミフル)の
世界独占特許を有する」
だって。
あれ?
タミフルを開発、独占販売といえば…
ロシュじゃなかったの?
と思ってググったら
独占特許は有しながらも
臨床データを含む後期開発と
販売促進をロシュに投げたらしい。
同じくメリケンのサノフィがタミフルのジェネリック市販の特許を
つい最近取ったと云う話もあった。
https://www.biospace.com/article/sanofi-signs-deal-for-u-s-otc-rights-to-roche-s-tamiflu/
ギリアドの経営陣に居たランズフェルドが
2001年にはバカ息子ブッシュ政権の
防衛長官に抜擢されてたり…
ガバナンス研究所の上氏は
ファクトチェックもガバガバなのか…
と思ったら…
なんちゅーか…
製薬会社ガバナンスの闇は奥が深い…
ってことだったらしい。
知らんけど。
知らんと言えば
上氏もメディア露出激しく
界隈では
ちょっと…どうなの?
って評判だが
…
(カネは貰えなくても)
自己愛充足の為に
勤しんでおられるのだろう。
テレビに出てる
ってだけで
オレ様スゴい気分に
なる人は沢山居るからな。
タミフルと云えば
話は拡大するが
ツイッターでこんなんもみた。
タミフル
— neofreudian@はてなブログ (@neokleinian) February 16, 2020
「予防に効くとか嘘付きやがったなー!!」
と米国がロシュに損害賠償含めて45億ドル
求める訴訟を起こしたのが1月で
こんな記事が2月に出るトコロに…
製薬会社及び金融市場の陰謀を感じるわ https://t.co/g9vageEOq3
この元記事の日本語版はこちら。
https://japan.techinsight.jp/2020/02/ac02081537.html
アメリカの保険制度では
処方箋薬の自己負担率が高いことや
タミフルの効果が疑われていることや
ガン無視で
ハーブ好きな
母親バッシングしてるトコロが
大変香ばしく
タイムやラベンダーへの風評被害も甚だしい。
因みに1月の訴訟はロシュが
虚偽の研究結果を元に
不当に15億ドルを米国から受け取った
https://www.ptcommunity.com/wire/tamiflu-fraud-bilked-15-billion-government-alleges-whistleblower
とするもので
ロシュが負けると
3倍の45億ドルを
米国に払わなければならないそうだ。
因みに
1999年にタミフル認可されてから
6年間の売上が芳しくないので
ワリに合わない💢と
http://www.pharmatimes.com/news/roche_settles_dispute_with_gilead_over_tamiflu_997546
ギリアドがゴネて
ロシュに圧力をかけた
2005年に
インフルの大流行を受けて
「タミフルサイコー
ガンガン買うぜ」
で投下していたらしい
…
バカ息子ブッシュは
おスイスの製薬会社と仲良しで
不動産で荒稼ぎした
アメリカナンバーワンなトランプは
おスイス嫌いという
単純な話でもなく…
メリケン的には
ロシュが負けて
倒産に追い込まれたりしたら
思う壺
ということなのだろう…
そういえば…リーマンの時も処罰されたのは
クレディ・スイスの貧乏くじを引いたヤツだけだった
とブラピのマネー・ショートでも言っていたな。
おスイスと金融と云えば
このお話でも
スイスで株の空売りする人が
ボコられてた気がする(記憶は定かでない)し…
グレタちゃんも
化石燃料に投資する
邪悪な銀行と名指しで非難してたし
…
スイスでもさぞかし
日本のネトウヨみたいな人達が
オラ達ばっかりボコられてワリが合わねー
悪い事してんのはオラ達だけじゃねー
と憤慨してることだろう。
可哀想に(白目)。*3
美しい四季と
天皇の子孫であることと
トヨタの栄光を誇りに思う人達が
日本の零落を嘆くように
…
牧歌的なおスイスが
自由主義経済の波に押され
マネー・ロンダリングとメガファーマの
貪欲と倫理の欠如という
底知れない闇に沈んでしまった
という現実を認識したくない
「愛国者」はきっと
おスイスにもいるに違いない。
妄想はどんどん膨らむが
タミフル訴訟に話を戻そう。
2015年の論文によると
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4375804/#ref15
今回の訴訟の元となる研究は
コクランという英国の研究機関から出ている。
ウィキによるとコクランは日本にも支部があって
製薬会社の杜撰な研究を精査する
活動をしてる。
タミフルは
インフル発症直後に服用すると
「自分は」軽い症状で済んだり
平均7日かかる経過が6日くらいすむものの
「他人に移さない」という予防効果は
ないらしい。
1999年に米で認可され
2009年に副作用の疑惑が表面化して調査開始するも
ロシュが資金援助した過去の実験データが開示されるまで
5年近くかかり
最終的に分析結果が出揃ったのが
2015年。
FDAがロシュに通告するも
効果がうすいワリに危険なタミフルは
「予防」の為にばらまかれ続け
訴訟に至ったのは2020年だ。
アメリカには
False claims act
と言って「個人が」国に代わり
国を騙した企業や個人を訴えて
勝訴したら賠償額の1.5−3割の報酬を貰える。
という法律がある。
納税者が
自らが納めた血税の無駄遣いをさせるモノを
訴える権利があるものの
メガファーマと仲良し♡な
政治家や官僚はお咎めなしで
弁護士と偽証を暴く研究者に莫大なカネが入る
システムになっている。
因みに45億ドルの2割は
9億ドルだ。
ロシュの虚偽を告発した
ライニエー弁護事務所と
コクランのジェファーソン博士には
1000億円を超える報酬が入ることになる。
ものすごい無駄…
としか私には思えない。
が
日本の感染研にも
検察にも
ロシュに喰われた中外の企業倫理を回復する力や
お友達にはお「優しい」政治家と
マジメにアベにかしずきノーパンしゃぶしゃぶで接待を受けて
自分の子供を殺す高級官僚に倫理を回復する力も
…
ないだろうな。
とりあえず
新型肺炎ウイルスの特効薬や
ワクチンを開発する(かもしれない)
ロシュやギリアド株が調子よくやってるウチは
タミフル訴訟はメディアではカバーされることなく
誰かがどこかでガンガンロシュ株の空売りしてて
その御蔭様で
金融市場は今日も潤沢で
貧民はコロコロ死ぬ。
ってことだ。
*1:http://www.yakugai.gr.jp/inve/fileview.php?id=75
*2:上でも書いたけど
直前までギリアドの経営に携わっていた
ランズフェルドが防衛長官に抜擢された
のが2001年…
*3:いや、キレイに合法的に邪悪な事してるから血を見るんだけどさ…