牛乳石鹸を嫌悪する人々は MBTI の F (感情型)なだけ?
一応、先日の続きです。
この牛乳石鹸の記事、私には珍しく短時間で、勢い良く書きました。
っても、余裕で1時間以上掛かってますが。(泣)
これ、書いた後で、色々な方の色々な解釈(と、それに対するコメント)を読みました。それで、気になったことが一つあります。
映像に描かれた、男女のやりとりの理不尽さに囚われて、
「罪悪感を(牛乳石鹸で)洗い流して、癒されよう」
という、メッセージが、見えなくなってしまう人達がいます。
彼らは、父親の無責任な行動を不愉快に感ずるが為、宣伝の意図する所を理解する気もなくなってしまう。
それに対して「知性に欠ける」ニュアンスの批判が出ているように感じます。
これには、マイヤーズブリッグスタイプ指標という性格診断(このサイト、ちょっと日本語訳が分かりにくいし、本当は100問以上の、同じ質問に何回答えられるでしょうか拷問テストをお手軽にしたバージョンです。正確かどうか、微妙な所ですが、気軽に楽しむには、中々イケてると思います。)
http://www.personality-tests.info/jp/test.php
で使われている、指標の一つ、判断機能の違い(思考 又は 感情)が絡んでいるのではないでしょうか。
あるいは、整体でいう、好き嫌いが感受性の中心となる、左右型とか。
父親の行動を不愉快に感じ、宣伝の意図を汲み取れない人達は、思考することなく、好き嫌いという、感情に基づいて判断を下しているのです。
彼らは「そこまで思考することを要求する宣伝なんか、クソだ。」と批判的な意見を述べることで、「解釈もできない奴は馬鹿。」という反論を招いている、あるいは、逆に、「クソ」ということで、「読めない奴」と評価を下されることに反発しているのではないでしょうか。
知能のあるなし、というよりは、「答えがはっきり出ない問題についてあれこれ考えるのは好きではない」という、嗜好なだけなんですけどね。
私はがっつり思考型で、牛乳石鹸の宣伝も、それについて考えるのも好みです。
が、「クソだ」という感情型な方達の、嫌いな物事について一々考えるのは面倒、という気持ちも、分からなくはありません。
私自身、考えるの、大好きで楽しいモノの、考えすぎて疲れてしまい、ウザーってなってしまうこと、あるあるなので。
ユングも言っていたそうですが、思考と感情の、バランスを取れること(補償とも言います)が大切です。
思考偏重では、感情が希薄なロボット人間になってしまうし、感情に突き動かされてばかりでは、理性的に判断できませんからね。
この記事は、下の記事を書いていたら、派生したネタを分けてアップしました。私が本当に思い入れているのは、こちらです。が、まだまだ考え中なので、ちょっと分かり難いかもしれません。興味を持って頂けたら幸いです。