ウィル・スミスがキャンセルされるらしい。
ホンマか。
ってなった。
卑属語満載なラップで90年代風靡した憤るエミネムが
「ウィル・スミスは(卑属語ナシの)キレイなラップで売れてるよ
ってそれがどーした
スミスなんてXXだ
グラミーなんてXXだ」
とクダ巻くほど「クリーン」なイメージだったウィル・スミスが一体どーしたんや…
ってなりました。
アカデミー賞の動画見たけど
…
クリスが「強い妻の尻に敷かれる夫」ネタの流れで
「ジェイダ、
軍隊に入る為に頭剃ったヒロインが無双する(?)
娯楽超大作映画の第二弾で君が抜擢される事が愉しみだよ」
という冗談かました直後
ジェイダの呆れ顔と
聴衆と一緒に笑うウィル・スミスの映像が一瞬入って
…
その直後に壇上のクリスをウィルが平手打ち
という不可解な一連見て
…
私は
ウィルは聴衆と一緒に自分も笑った「罪悪感」からクリスを打った
と思った。
一緒に見てた私の家族は
いや、ウィルのパフォーマンスは「有毒な男らしさ」の「誇示」でしかない
と言ってて
米の反応も家族の意見を反映してる。
ハゲ罵倒が政治家からも出る身体イジリのイジメが蔓延した
美しいジャパンのツイッタでは
病気を揶揄する冗談はイジメと同じで許容されるべきではない
という意見が目立つが
…
米ではクリスの冗談が「差別的」だとか「イジメ」だ
という論調は目立たない。
てか
クリス・ロックが「不適切」なら
攻撃性爆高なスタンダップの冗談は一切禁止という
言論の自由剥奪する恐怖政治になるだろう。
ウィル・スミス受賞作の「ドリーム・プラン」は
(胸糞悪いので観てないが)
女子テニス界に20年間に渡って君臨したヴィーナスとセリーナの
「強い父」リチャードを「理想化」する
悪趣味な映画だ。
「愛する妻を護るため」という自己陶酔(狂気)にかられて
クリス・ロックを殴った
ウィル・スミスをキャンセルするなら
ハリウッドは今までの
「愛するモノを護るために正義の鉄槌下す」男達の
「有毒な男性性」を
ロマンチックでヒロイックだ
と持ち上げてきた自分達の「罪悪感」を省みる必要がアル。
と私は思う。
それにしても
…
笑っておいてクリス殴ったウィルも
賞あげてからキャンセルするアカデミーも
見事に「同じ」過ち犯してるよな。