精神分析のススメ

1970年代のNYCで一世を風靡したヒップな精神分析の啓蒙をめざす狂気専門家のブログです。

鬼嫁とクソババアの軛

ちょっと前の話になるが

ツイッターでキッツーと思うケースを見てしまった

ので

書いてみる。

 

因みにフォローしている人でもないし

絡んでもいない。

 

どこの誰かも忘れてしまったので

事実確認しようにも

どうやって探せばよいかも分からない。

 

ので記憶に頼って

適当に事実を歪めて書く。

 

息子さんがうつで精神科に連れて行ったら

夫がガチ切れした。

 

君が僕のママン(姑)と仲が悪いから

息子の精神はオカシクなった。

 

精神科にかかることで

良くなるどころか

息子はどんどんオカシクなっている。

 

息子に必要なのは「幸せな家族」で

精神科じゃない。

 

と主張し

精神科には行くな

と啓蒙するアヤシイウェブサイトのプリントアウトを

ガンガンくれる。

 

姑は

せっかく庭先にまいた花の種が芽吹いたら

雑草と思って引っこ抜くような人らしい。

 

その姑の「善意」は殺人的にムカつく

そして

その「善意」のママへの

殺人的な憎悪を

旦那が理解してくれなかったら…

それはそれはキツイだろう

 

と思った。

 

夫からは

僕のカネを好き勝手に使って

僕たちを苦しめるだけの君には

息子を置いて出ていって欲しい

 

とまで云われているらしい。

 

ツイ主は

旦那は

自分が息子に嫌われていることも

顧みず

私に出ていけだと。

お前と息子の面倒を

誰が見るというのだ。

今迄散々イイように使われた。

簡単には出ていかない。 

と怨念の塊だ。

 

夫は交通事故の後遺症で半身不随

要介護だと云う。

 

ツイッターで晒されている

夫のお手紙の雰囲気も

かなりキている。

 

脳損傷の影響もアルのだろう。

 

ツイ主曰く

精神科はアカン

カルトにハマってるらしい。

 

The 地獄

だと思った。

 

息子さんは1年間うつで通院しているという。

 

ひきこもり+ヘビーな妄想

 

というやつだろうか…

 

「幸せな家族」がストレス軽減に繋がるのは

尤もで

家族療法とはそのためにある。

 

只、夫が求める

カルトな「家族の幸せ」は

「不幸せな家族」の現状を享受し我慢し

「幸せ」なフリをすることを

皆に強要するモノで

家族の歪みを更に深めることになるような気はする。

 

家族療法とは

「家族」という

システム全体の歪みを

個々人が

自分の感情を素直に表現することで

是正していこうとするものだ。(ざっくりしすぎ?

 

精神分析的には

ツイ主の「不幸」にはおそらく

世代を超える

嫁姑の軋轢が影響していると思われる。

 

ツイ主も

何かと自分の母親の肩を持つマザコンな父親と

経済的自立ができないが為

夫及び姑への憎悪を募らせながらも

離婚できず

添い遂げた母親の

冷え切った夫婦生活を見て

育ったのかもしれない

 

とか

 

ツイ主の姑も又

自分をないがしろにし

母を求める配偶者を憎悪してきたのだろう。

 

と勝手に推測したくもなる。

 

母子分離不全の

負の連鎖の匂いがする。

 

ツイ主には

半身不随な夫と

精神疾患を発症した息子の面倒を見る

固い決意と「母の愛」があるようなので

嫁を「雑草」の如く排除しようとする

夫と姑の「修羅の家」で

母の怨念に息子が苛まれる構造を変えるには

「自分の女」を守る

強い「父」の愛が必要なのだが…

 

脳損傷で精神医療に対する

迫害妄想爆走で

「愛」の回復はキツいよな…

 

としみじみ感じた。

 

カルトはコワイ。

 

カルトに負けず

家族愛を回復するためにも

日本の精神医療従事者には

是非とも頑張って欲しいものだ。