【DJ社長】の傷:汚い大人は嘘をつく
先日のDJ社長の記事が
自分で読んでもあまりにもワケわかめ
なのでリベンジです(またかよ
私がDJ社長に心をくだくのは
端的に云うと
彼の姿に
「汚い大人」達(=親)
に騙されても殴られても蹴られても
それでも「愛」することを
やめない
「純粋無垢」な(アホともいう)
子供達の姿を重ねてしまうからです
このブログで私は散々「父の不在」について
語っておりますが
日本では「亭主元気で留守がいい」
という程
日本における「父」の理想のあり方とは…
(「母」にしてみたら)
「元気で留守」
つまりは「病気」などで面倒をかけず
常に外で仕事してる→カネを儲けてくる
ということなのでしょう
「居る」父は「汚い」しウザい…
「不在な父」こそが理想というのは
クライン女史のおっぱい理論的に
解釈すると
「居ない乳(父)」=「善い乳(父)」(安息)
「居る乳(父)」=「悪い乳(父)」(恐怖)
という「迫害分裂立ち位置」(Paranoid Schizoid position)
でもありましょう
子育てが上手くいっていると、
チチ(乳=父)たるモノは
不全な自我に
安心感と生きる活力を与えるモノ
です
すなわち
「居る」チチ=「善い」チチ(充足)
「居ない」チチ=「悪い」チチ(悲哀)
という「鬱」立ち位置(Depressive position)
になるはずなのですが…
チチと子供の相性が悪く
子供がチチで腹を下したり*1
チチの存在が子供に不安感を与えたりすると
…
「居る」チチ=「悪い」チチ
となってしまいます
精神分析的発達理論では
「居る」ときも「居ない」ときも…
「善いチチ」を心に抱くことで
「安心」して「愛」することや「生産」することにヨロコビを見出す
十全な自我が獲得されます
「居る」ときも「居ない」ときも
悪いチチに苛まれていると
統合失調になってしまいます
十全な「自我」と「統合失調」な自我の間には
そっちに深入りしては戻ってこれなくなってしまうので
又の機会に致しましょう
「汚い」チチに話を戻しましょう
元ネタはレペゼンではないようですが…
この動画にも明らかなように
汚い大人達は
「当たり」のないくじを準備して
子供達を「期待」させておいて
カネを巻き上げ「裏切る」のです
その構図は政治家や
極々一部の私腹を肥やす
「国家」というシステム(=家族)のあり方にも
繋がります
動画のテキ屋の兄ちゃんの「嘘」も
政治家の「嘘」も
暴かれることで彼等の「犯罪」に
正義の鉄拳は下りません
そのことへの「怒り」を
「汚い大人」に直にぶつけることは
「子供達」には許されません
(殺されてしまいますからね…)
かくして…
「汚い」大人を「排除」できない子供達は
自分が「汚い大人」になるか
「大人になる」こと自体を「拒否」し
いつまでも「バカな子供」でいることを
選ばざるを得なくなります
「父」と同一化することを拒み
子供で居たいと言いながらも…
同い年のきゃりーみたいに「有名」になりたい!
と純粋な夢を追い求めて
突き進んだDJ社長…
「股をひらいて」
汚い大人の「愛」を受け入れることで
「愛する」ことと「生産すること」に
ヨロコビを見出す「健全な」大人になれるのでしょうか…
*1:クライン女史的には赤ちゃんの「自我」の不具合が
迫害妄想の根源です