【レペゼン地球】とDJ社長の夢
レペゼン地球がDJ社長が気になる私ですが
エイプリルフーフ終わったよね?
というタイミングで
DJ活動を休止します
という動画をツイッターでみかけました
モデルになるらしいです
DJ社長、スゴいと思うのは…
— neofreudian@はてなブログ (@neokleinian) 2019年4月3日
他動的に色んな事やってるワリに
「きゃりーぱみゅぱみゅみたいになりたい!」
というゴールがブレてない
これが本当だとしたら
ポップでもティーンでもない彼等を表紙に載せたる
汚い大人達も
かなり尖ってると思う https://t.co/gyj8O2AEZR
実は前回の記事の後、
「何で又こんなアホのガキ共のことを気にするのか」
みたいなコメントを頂いたので
「大人になれない僕ちゃん達に私が興味を持つ理由」
というタイトルで書こうと思ったのですが…
なんだかんだで時が流れてしまいました。
ので、この機会にリベンジです(何がや
DJ社長、ポップティーンという雑誌の告知で
過去の化粧写真が出てきて
自分の顔でもこんなんしてたんか… https://t.co/4EWYwK7msK
— neofreudian@はてなブログ (@neokleinian) 2019年4月5日
うわ
— neofreudian@はてなブログ (@neokleinian) 2019年4月5日
こっちの方がコワかった https://t.co/ESufijGeYi
前記事で
汚い「父」なるモノへの失望 と 大人になれない僕ちゃん達【レペゼン地球のDJ社長】 - 精神分析のススメ
(おそらくは性的虐待の被害者であろう)
女性の顔をめちゃくちゃにしててコワイ
みたいなこと書きましたが…
自分の顔もおもちゃにしていて
…
まあ、
以前観た露出系
及び糞尿摂食ネタでもそうでしたが…
レペゼン地球のビデオは
他者への加虐衝動に突き動かされるだけでなく
自分もめちゃくちゃにする
自他の互換性とか…
お互いにヤリ合う
対等な関係性を保っていて
そこのトコロで
DJ社長を筆頭に彼等の「暴力性」が
他者の「搾取」や「虐待」といった
一方的で凄惨な「いじめ」にエスカレートせず
「アソビ」の枠に納まっている
のだと感じます
彼等の「笑い」のセンスには
(おそらくは性的虐待に起因する)
エログロな暴力性を感じますが
…
ポップティーンという高校生向けのファッション雑誌も
ウィキによると
90年代に方向性を変える*1以前は
エログロい内容だったらしく…
鬱屈した日本の青少年の嗜好の闇を痛感すると共に
…
日本のオトナ達(=出版業界)の無責任さや
節操のなさと断罪するべきか…
前衛的(?)に欲動の発露を推奨する態度であるとみなすべきか
子供が大人になる為のイニシエーションのような
役割を出版物が担っていたと受け取るべきか…
まあ、様々考えを巡らしてしまいます
因みに
アメリカで子供向けにそーゆーエログロ雑誌はない…
てか、オトナ向けのタブロイド系でも
日本のスポーツ新聞系のエロはアリえません…*2
DJ社長は
「汚い大人に股を開いて」
モデルになりましたが
この冗談は冗談ではない重みがあると
私は感じます。
彼の真面目なトークの動画で
印象に残ったエピソードに
イベントが盛大に失敗して
人生で最大落ち込み始めてから1週間後
彼と同じ年のきゃりーぱみゅぱみゅが
更にデカイ箱でコンサートしてチケット完売してるのを見て
(動画22分10秒くらいからです)
「『俺きゃりーより頑張ってるはず』
って思うんよね」
というセリフがありました
汚い大人のカネの力さえあれば…
芸能プロダクションや広告代理店の力さえあれば…
自分だってもっと多くの人を呼べたのに…
という無力感をきっと感じていたのでしょう
借金だらけで失敗してどん底に落ち込んで…
彼はきゃりーを妬んだり
絶望的になったり
自暴自棄になったり*3
ともすれば否定的な気持ちになってしまうトコロを
「自分も有名人になろう」
という典型的に「躁」な「防衛」を駆使して
乗り切ります。
DJ社長のYoutubeでの成功は
絶大な影響力を持ち
「人気者」を作り出す
不公平な既存のシステムに対する
「反抗」であったとも言えましょう
雑誌のモデルとして
システムに迎合し
自分達を売りに出すことは
彼にとっては
「股をひらく」ことでもある
というのは
彼の既存のシステムへの「憤り」を
如実に表す表現である
と私は感じます
ただ、彼が「股をひらく」ことで
彼自身も又「汚い大人」に成り下がり
搾取と欺瞞の連鎖を繰り返すことになるのか…
「股をひらく」ことで
彼は新しいナニかを生み出そうとするのか…
おそらくは
5分5分なのではないでしょうか
始めのツイートでも書きましたが
彼は自嘲的に
カネをつまれてモデルになった
とは云うものの
「俺だって
きゃりーみたいに
(有名になりたい。武道館を埋めたい)…」
という
自分の立てた目標にあくまでも忠実です
「つけまつける」
とか「PonPonPon」
辺りのセンスは好きなのですが…
どんな顔だろうが
揺るぎないコンセプトさえあれば
誰でも「可愛く」なれる
という幻想を売りにしてるよな…と
(失礼だとは思うけど)
感じます*4
DJ社長が自覚しているかどうかはともかく
彼等が化粧で塗りつぶし没個性化した
「可愛い」自分を売ることは
既存の「可愛い=良い」という価値観を
「股をひらいて=チンを差し出して」
受け入れると共に
その価値観を打ち砕く行為であることに
私は感銘を受けます
昨今の
LGBTQに基本的人権を!
とぎゃんぎゃん煩い「知識人」や
「活動家」を尻目に
彼は「汚い大人」の旧い価値観を打ち砕き
両性具有性もバイセクシュアリズムもウケるしイケてる
という認識を
子供達の間に広めています
差別をなくそう
と議論する段階で
もう差別は忍び込んでいる
という現実を
キレイ事を抜かす大人達は見据えようとはしません
子供達には
頭の固いオトナ達と違い
既存の価値観を拒否し
オトナ達が怖れ
忌避されるモノを「愛」する素直さが
備わっています
このRTの元ツイで触れられているように
現実が自分の認識と違う時…
— neofreudian@はてなブログ (@neokleinian) 2019年4月4日
「現実の方をみなかったことにしたくなる」心の動きを
「否定」という防衛機能と云う
としたのがフロイト教授です https://t.co/oD2eAG7Svm
旧世代の嫌韓感情も
LGBTQに対する偏見も
エンタメ性の高さという魅力が為に
憧憬にすり変えてしまう若者の柔軟さを
「否定」するしかできない固いオトナも沢山居ますが…
私はDJ社長の柔軟さと自分の目的を諦めず
突き進む力に
少なからずも希望を見出し
感動せざるを得ません
(不治の病というだけに…
未だに厨二病なラップだけは恥ずかしすぎるから
どーにかして…
とも思いますが…
好きだし楽しいのでしょうね…
私みたいなモノでも
見てるだけで楽しいパフォーマンスを
してくれるようになるのでしょうか)