軽薄な精神分析 3. All about that bass 太っちょでもイイじゃん

気分的に疲れる記事が続いたので、軽薄シリーズです。

 

相変わらず、ちょっと古いのですが、「私のぽちゃティブ宣言」 という、まあ、気持ちは分かるが…何とも言えない日本語タイトルも付いている、大変ポップな この曲、とりあえずお聞きください。

 

digitalcast.jp

 

前回のテイラースイフトと一緒に紹介しようとしたのですが、

neofreudian.hatenablog.com

長くなりそうだったので、また後程、と思っていた曲です。

 

しばらーく、バダバダベス、バダバダベス、ノー トラブル、って、何じゃい?

 

と、思って聞いていました。

女性の身体イメージについて歌ったポジティブメッセージだなー、くらいだったのですが、歌ってる人が、ぽっちゃりだったのに説得力を感じました。

ビデオがちょっと、これに似ている!と思うのは私だけ?

 

www.youtube.com

 

またまた以下のサイト等 を参考に私訳してみました。

 

http://lyrics-jp.blogspot.com/2015/02/meghan-trainor-all-about-that-bass.html

 

"Because you know I'm all about that bass,
'Bout that bass, no treble
I'm all 'bout that bass, 'bout that bass, no treble
I'm all 'bout that bass, 'bout that bass, no treble
I'm all 'bout that bass, 'bout that bass"

だって分かってるでしょ? 私 は低音にハマってるって。
低音だってば。高音なんてダメよ。
重厚な低音にハマってるの。キンキンした高音はダメ。 

(ベースとトレブル、重めと軽めってことで、体重の比喩だそうです)

"Yeah it's pretty clear, I ain't no size two
But I can shake it, shake it like I'm supposed to do
'Cause I got that boom boom that all the boys chase
All the right junk in all the right places

そうよ。一目瞭然。 私は“Sサイズ”じゃないの
でもね、みんなに負けずに、フリフリできるわ。
だって私にはボンボンって。男のコなら誰でも追いかけずにはいられないお尻があって
あるべき場所に  あるべきモノが ちゃんと付いてるんだもの

"I see the magazines working that Photoshop
We know that shit ain't real
Come on now, make it stop
If you got beauty beauty just raise 'em up
'Cause every inch of you is perfect
From the bottom to the top

雑誌なんて、フォトショップでいじり放題
あんなクソ写真が本物なワケないって 私たちは知ってるわ
さぁ もう終わりにしましょ
美しいモノは、持ち掲げるだけでいいの
だって  みんな 完璧だもの
爪先から頭のてっぺんまで どこもかしこも

  ( *2 )
"Yeah, my momma she told me don't worry about your size
She says, boys they like a little more booty to hold at night
You know I won't be no stick-figure, silicone Barbie doll
So, if that's what's you're into then go ahead and move along"

そうよ。私のママが言っていたわ “サイズなんて気にしないで”
 “男のコは夜、もう少しギュッと掴めるお尻が好きなのよ”
私は棒みたいなシリコンのバービー人形になんて絶対に ならないから
そんなのがお好みだったら どっかに行っちゃって


  ( *1 repeat )


"I'm bringing booty back
Go ahead and tell them skinny bitches Hey
No, I'm just playing I know you think you're fat
But I'm here to tell you that
Every inch of you is perfect from the bottom to the top"

私がお尻の良さを取り戻すのよ
意地悪なガリガリビッチに ちょっと 言ってやったらどう
なーんて。 ちょっとふざけただけ。 分かってるわ。みんな自分が太ってるって 思ってるって
でもね、私がここにいるのは みんなに言うため
“あなたの 全てが完璧なのよ  爪先から頭のてっぺんまで”

 

もう、この歌詞訳だけでも良いかな、とも思ったのですが。

 

日本語訳バージョンありそうなのに、見つからなかったこの記事によると、

 

http://www.rollingstone.com/music/features/how-meghan-trainor-became-2014s-most-unlikely-pop-star-20141027

 

メーガンは、自分が目立つ容姿ではないから、音楽の才能はあっても 歌手としてのデビューは無理と思っていたそうです。劣等感に悩まされ、ニキビをつぶす癖があったメーガンは、この歌がヒットして、一晩で自信を持たなければならなかった。と言っています。

 

「(ぽちゃティブ宣言の)ビデオを初めて見たときには泣いたわ。

『もう、こんなことやりたくない。』

って。思ったの、覚えてる。

 

それから、ダメ出し しまくったの。違う角度からの映像にして。顔が変だから。ってな感じで。びっくりしたことに、それ、全部聞いて編集し直してくれたの。出来上がってきたら、私ってば、ポップスターみたいに見えるじゃない。って。思えたの。

作詞作曲家として契約した時は、

『私は、綺麗じゃないしアーティストだなんて皆思うワケないわ』

って思っていて、まるっきり諦めていたの。

今では思うわ。何でそんな事考えてたんだろうって。これこそ私がするべきことだったのに。って。」

 

今ではメイクも髪の毛もバッチリキメて、鏡を見ても「決まってる」って思えるようになったけど、この曲が売れる前はそんなことはなかった。

 

とも言っています。

 

メーガンは、デビューしてから体重が減ったものの、ダイエットしたわけではなく、忙しすぎて痩せたそうです。

 

基本、人は「そのまま」が一番綺麗だし、魅力的。というのが、私のスタンスです。

が、身だしなみ、というか、向上心は大切だと思います。

 

ので、彼女のビデオが、きゃりーぱみゅぱみゅのビデオに似ている(と思うのは私だけかもしれませんが)のは、大変興味深いと感じます。

 

大きなお尻を受け入れよう、棒切れみたいなバービーなんて、いらない。というメッセージを発するメーガンのビデオが、白(ピンク)塗り化粧、バービーを頭に挿して、自分をデコりまくるきゃりーのビデオを連想させるというのは、彼女達の発するメッセージが全く反対だから。というのは、単純ではないでしょうか。(太っちょダンサーの起用、レトロ調のプロップをパステル色でまとめてあって、終わり方が似ている等、ヴィジュアル効果もありますが)

 

「醜い」という固定観念に捕われている自分を、「そうではない」と否定することで、自分をより美しく、魅力的にする努力が自由に出来るようになる。いつしか自分で作ってしまった枠に囚われない自分を発見する。ということに繫がるのではないか、と思うのです。

 

家族は、冗談遺伝子全くない私を、(因みに彼等はハイレベルユダヤ系冗談、私にはイラつくだけで、何がヒューモラスか、さっぱり分からん、ウディ・アレン好みです)

「あんたは、めっちゃ面白いことには、『なんでそんなん面白いん?』ってしつこく聞いて、サムなるようなことするくせに、全然たいしたことないこんなんが好きでワロてるんやな」

と嘲笑いますが、私はこのパロディバージョンも大好きです。www

 

 

www.youtube.com

日本語訳が見つからないので、自分でざっと訳してみました。

 

(Meghan solo)

Yeah it’s that time of year

It’s 2016

And I’m making resolutions

Like you’ve never seen

‘cause I got these goals

that I want to achieve

it’s a new year and

it’s a new me

 

イエー!今年もキタわよ。新年明けて。

2016年

新年の誓いを立てるの。

いままで見たことないくらいにね。

だって、私には達成しなきゃならないゴールがあるのよ。

新しい年だし。

新しい私よ。

 

(James jumps in)

Yeah it’s pretty clear

I ain’t no size 2

But I just join a gym

Like I’m supposed to do

‘cause I got that boom boom

 walkin’ up the stairs

and all the wrong junk in all the wrong places

 

(コメディアン 及び 深夜番組パーソナリティのジェイムス跳び入る)

イエー!一目瞭然 分かってるだろ。

僕はSサイズなんかじゃないって。

でもジムに通うことにしたんだ。

みんなやってることだし

だって、僕にはボンボンって でっかいお尻が

階段を上がると 付いて来る

あるべきじゃない場所に あるべきじゃないモノばっかり 付いているんだ。

 

M

After work I come home

And I have a glass of wine

And when I say a glass

I really mean 4 or 5

(she keep on drinking she keep on drinking)

but I’m gonna cut back

I swear to drink more water instead

‘cause I can’t afford to

drunk dial another ex

 

(メーガン)

仕事が終わって帰って来ると

ワインを一杯

一杯って言うのは

本当は4杯か5杯なんだけど

(飲んでばっかり)

でも、ちゃんと約束するわ。

お酒を少なく

代わりに もっとお水を 飲むって

だって 酔っ払って 電話した元カレが 増えるのは

もう 沢山

 

J and M

Because you know that I’m all about that change

‘bout that change

this new year

 

(ジェイムスとメーガン コーラス)

だって分かってるでしょ

私は変わるのよ

今年こそは

変わるんだってば

 

M

one week and I’m alright

there hasn’t been a drink in sight

Nah, just playin’

I went out last night

And I’m here to tell you

That orange juice is good

It’s even better with champagne

 

(メーガン)

一週間が経って

私は 上手いこと やってるわ

一杯だって 飲んでない

なーんちゃって。

昨晩 外出したの

みんなにこれをいうために

オレンジジュースって 結構イケるわ

シャンペンが入ると最高だけど

 

J

I haven’t gone to the gym

Or met with the trainer I hired

Can I pay someone to go and tell him

That he is fired

 

(ジェイムス)

ジムには一回も行ってないし

雇ったコーチにも会ってない

カネは 払うからさ 誰か

コーチに クビだって 言って来てくれないかな

 

Resolutions are worthless

We all know that’s why we’re here

I’ll be the same disappointment

I’ve been for the past 3 years

 

(コーラス)

新年の誓いなんて 役立たず

みんな知ってるよね ここに居るんだから

どうせ 過去3年と同じ

失敗に終わるんだから

 

Because you know that

We’re not about to change

‘bout to change

we’re quitting

 

だって分かってるでしょ

変わるワケないって

変わんないんだよ

もう、やーめた!

 

 自分を卑下するのでなく、そのまま見つめて、パロって笑えるって、最高に魅力的なことだと思います。