精神分析のススメ

1970年代のNYCで一世を風靡したヒップな精神分析の啓蒙をめざす狂気専門家のブログです。

メンヘラって?

引きこもり予備軍と自称するゆとりさんのブログで、メンヘラという言葉に出会ってショックを受けた、一メンヘル専門家、ネオフロイディアンと申します。

 

ネット用語として生まれたメンヘラの歴史は深く長く、2000年くらいからつかわれているらしく、

 

(参照: http://menhera.jp/975)

 

今日のエントリーをするに当たって、メンヘラをキーワードにググってみたら、色々な記事が出てきて(って、当たり前か)ウッキー状態になってしまいました。

 

粘着質で一途な者ですから

メンヘラ診断テスト 1. - 精神分析のススメ

(たかが占い、とか言っておきながら、根に持ってます)

色々な所で色々な人の書いてること読んだら浮気してるみたいな気分でストレス感じてしまいました。

 

というのは、粉飾です。本気にしないで下さい。

 

とは言うものの、メンヘラについて調べてドッと疲れたのは事実です。

 

そこで、興味のあることについてリサーチしているのに何故こんなに疲れたのか、ちょっと書いてみようと思います。

 

メンヘラについてのサイト(記述)には大きく分けて、

「メンヘラ?何それ?私には全っ然関係ないけど、おいしいの?」的な

全く他人事視点から書かれた記事と、

「うちら、メンヘラですねん。こんな苦悩、あんな苦悩、分かち合っちゃいます」的な、

どっぷり「私達、メンヘラ」視点

の2つのタイプが在る様に思われます。

 

例えば

 

先日ネタにした占いサイトや、

 

http://menhera.占い診断.com/

 

男性向けの

「かっこよく、挑戦的であり続けたい現代の男性たちが自分を楽しんで生きる情報と出会う場所」*1

 

https://smartlog.jp/33197

 

での記述。

 

これらのサイトでは主に境界例人格障害を全く他人事として、

「こんなんなったら(こんなんと関わったら)あんさん、大変やでー。」

ってな具合で記述していて…

隠そうとしてもにじみ出る、「見下し感」に満ち満ちているので

「後味 悪っ。」

でした。

 

対して、「私達、メンヘラ」タイプの記述はメンヘラというラベルが自己主張の核にあるので、

「私ってば、こんなに病んでます」

といわんばかりに、読んでいてしんど~い内容が一気に吹き出てます。

 

どちらも、読んで消耗します。

 

なので、ゆとりさんのように、

「自分ももしかしたら、メンヘラ?」

という、

メンヘラな自分に酔い痴れず、かといって拒否したり、見下したりしない

ちょうど良い視点でまとめられた記事に最初に出会えなかったら

こんなに触発されて、色々書いてみようと思えなかったのでは。

と、思います。

 

そこで、粘着質でロイヤル*2な私として、言いたかったことは、

 

ゆとりさん、インスピレーションを有難う御座いました。

 

なのです。

*1:もうこのコンセプトからし

 ? 

何、それ? 

日本語崩壊してませんか…?

あなた達、頭、悪杉? 

ですが…

*2:王族 = royal ではありません。

一途で忠誠心のある= loyal の方です